今回はInstagramの講座3回目として、重要なプロフィール設定のお話をしていきます。
多くの人がInstagramを利用する際、他人のプロフィールを必ずと言っていいほどチェックします。
そのため、第一印象を決めるプロフィール部分、特に自己紹介文の重要性は計り知れません。
どうすれば効果的なプロフィールを作れるのか、具体的なポイントも解説していきます。
クリックされたかどうかなどのエンゲージメント率が大きく変わるので、要チェックですよ。
インスタグラム(Instagram)プロフィールの重要性
Instagramでは、プロフィール部分がユーザーの興味を引きつける重要な役割を果たします。特に、自己紹介文は、見てくれた方にあなたがどんな人物かを瞬時に伝える手段です。
良く練られた自己紹介文は、見た方に対して興味・関心を引き出せます。つまり、自己紹介文はあなたのInstagramの「顔」とも言えるわけです。
自己紹介文を作り込むことが、アカウントの成功に直結するのです。
インスタグラム(Instagram)のプロフィール設定手順
第2回目講座の自己紹介文の画面からスタートします。自己紹介文は、限られた文字数内でいかに自分を魅力的に表現するかが大切です。
ここでは、インスタグラムのプロフィール設定に関する内容を紹介していきます。
自己紹介文のポイント・注意点
Instagramのプロフィールには150文字の制限があり、この中で自分の特徴・興味・または専門性を効果的に伝える必要があります。
さらに、プロフィール画面では上から3行が最も重要で、常に表示される範囲になっています。
ユーザーが「もっと知りたい」と思う文言を配置することが、エンゲージメントを高める秘訣です。
4行目以降の内容については「続きを読む」を押さないと見えません。
3行で「このアカウントはどういうアカウントなのか」と興味を持たせましょう。
確認しておきたいポイント
- プロフィールには上から3行のみ常に表示される
- 「このアカウントは何を発信するのか」「誰に向けての内容か」を明記する
- 4行目以降は「ユーザーにどうして欲しいか」を書く
4行目以降に書くのは「ユーザーにどうして欲しいか」
4行目以降は、見てくれたユーザーにどうしてほしいか、具体的にどんなアクションを起こしてほしいかを書きましょう。
例えば、以下のパターン。
→お申し込みはプロフのLINEから!
→お仕事・PRのご依頼はDMへ
インスタグラムで仕事を募集してる場合は「お仕事・PRのご依頼はDMへ」という形で明記しましょう。
いきなり150文字作れる人はほとんどいませんので安心してください。公式ラインでの相談も歓迎しています。
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心理学的側面から考えるプロフィールの大切さ
正直、自己紹介をそこまで作り込んでいない方も多いのではないでしょうか。
「とりあえず自分の住所や年齢・趣味などをとりあえず書いておくか」と思っている方、もったいないです。
ここでは、自己紹介文を適当に設定するのがもったいない理由を、心理学的側面から考えてきます。
ハロー効果(初頭効果)
ハロー効果(初頭効果)は、最初に提示された情報に強く影響される心理的な傾向のことです。
アメリカの研究家ソロモン・アッシュ氏の研究により、最初に与えた情報が、その後受ける印象にも影響することが明らかになっています。
つまり、最初に与えた印象が良かった場合、その後も継続的に良い印象を感じる傾向です。
一方で、最初に悪い影響を与えると、その後どんなに頑張ってもマイナスな方向に引っ張られやすいということにもなります。
第一印象の継続時間
「第一印象の継続時間」は、初めて会った人に持った印象がどれくらい続くかを示す期間です。
トルコのビルケント大学の研究によると、第一印象は少なくとも6ヶ月間持続する傾向があります。
良い印象も悪い印象も含め、人が一度形成した印象は短期間では変わりにくいことを意味します。そのため、SNSなどで自己紹介する際には、第一印象が重要であることがわかるでしょう。
自己紹介の第一印象はSNS運用の命運を左右すると考えて良いくらい重要です!
ファン作りのためにも、好印象を与える自己紹介文が大切なのですね...!
自己紹介が苦手・得意じゃない人は多い
皆さん、自己紹介は好きまたは得意ですか?
私は今まで出会ってきた方・SNS運用をしてきた1,000アカウント持ってる担当者さん全員に聞いています。
データとしては8割(800人)以上は、自己紹介が嫌いまたは得意ではないと回答。
言い換えると、自己紹介に自信がないことを意味しています。人生の中で何回も自己紹介をするものの、内容が相手にきちんと伝わっていなかったり、記憶に残らなかったりも多い現実があります。
振り返ると、自己紹介は社会人だけでなく、小中高大と学生時代からたくさんしていますよね。
自己紹介のスキルは日常生活やビジネスシーンで必須ですが、効果的な自己紹介は、想像以上に難しいものです。
SNS運用で例えるなら、自分のアカウントに興味を持たれなかったことになるので大きな問題です。
自己紹介が上手な人の特徴
- 相手が自己紹介の内容をしっかりと記憶できている
- 記憶できるような内容の伝え方(話し方)をしている
- 自己紹介の中の重要なポイントがわかりやすい
「僕のこの部分だけはしっかりと覚えてね。ここが重要だから理解してね」という短い自己紹介で伝わるのがベスト。
わかりやすい内容にすることで、2回目・3回目と会ったときに「この人って◯◯してるんだな」とイメージしやすいです。
心理学的側面から考える効果的な自己紹介の作り方
SNS運用だけでなく、今後仕事で初対面の人とお話をする、自己紹介をするときに使える内容が3行自己紹介というものです。
3行自己紹介で意識したいポイントは2つあります。
大事なのは文章のきれいさじゃなくて、
- 具体的に何を相手に伝えたいのか明確にすること
- 相手の記憶に残るかどうか
コンセプトは『3行で相手に興味を持ってもらえるきっかけを自己紹介文で作る』です。
相手に興味を持たせることが目的であり、自己紹介の間に「それってなんで?どうして?気になる!」という感情を生むのがポイント。
つまり、3行で話して興味・関心の感情を湧かせるキーワード選定が重要です。
「自分に興味を持ってもらえるキーワードってなんだろう?」を考えましょう。
キーワード選定で大切なポイント3つ
自己紹介が上手な方は、キーワード選定・キーワードに絡んだ話が上手です。
Instagramの自己紹介・テーマを考えるコツは、自分やサービスを的確に表す3つのキーワードをピックアップすること。
3つのキーワードは「フレームワークブランディング3S」に当てはめて考えましょう。
フレームワークブランディング3S
- 自分の強み(Strength)
- 自分の状況(Situation)
- 自分の成功(Success)
ピックアップした3つのキーワードに絡めた文章を3行で生成するのがおすすめです。
書き出した3文を並べると『ストーリー」が生まれます。
キーワード選定の手順
自分の中の強み・状況・成功を今までの体験・今皆さんがやっていることからキーワードとしてピックアップしていく
ピックアップしたキーワードをもとに、それぞれ文章化する
文章化した3文を並べる
そこで生まれた短い物語(自己紹介)で自分が伝えたいことは何なのかを明確化する
最初に伝えたい内容を書くと、より相手に伝わりやすいです。
軽部凌の自己紹介文の場合
- 強み:15歳で起業して1000アカウント以上の運用実績
- 状況:「あなたにしかできない唯一無理のブランディング」をSNSで実現
- 成功:経営者・芸能界など13年間で500人以上のSNS運用をサポート
文章を肉付けすると以下のような形になります。
15歳で起業、SNS運用実績は1000アカウント超え!
あなただけの唯一無理のブランディングをsnsで実現!
経営者・芸能人など500人以上のSNS運用をサポート
ぜひ3行自己紹介を実践してみてくださいね。
プロフィールに追加できる豆知識
3行自己紹介を作るうえで、一緒に使いたい豆知識は以下の3つです。
プロフィールを最適化する豆知識
- 文章の先頭に絵文字をつけてプロフィールをリスト化する
- 括弧「」や矢印▶を付ける
- 誰に向けて発信しているのかを自己紹介の1番上の1行目に入れる
私が今まで1000アカウント以上運用してきた中で、90%以上は重要なポイントが3行に入っていませんでした。
特に、誰に向けて何を発信しているのかが1番上の3行に入っていない傾向なので、すでにアカウントをお持ちの方も見直してみましょう。
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まとめ|SNS運用におけるプロフィール設定は重要
特に重要な設定はプロフィールの3行紹介文です。
紹介文に取り入れるキーワードの選定ポイントは以下のとおり。
フレームワークブランディング3S
- 自分の強み(Strength)
- 自分の状況(Situation)
- 自分の成功(Success)
大事なのは文章のきれいさじゃなくて、
- 具体的に何を相手に伝えたいのか明確にすること
- 相手の記憶に残るかどうか
プロフィール設定は、SNS運用の命運がかかる重要な部分です。
ぜひ意識して取り組んでみましょう。
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